
中学校の部活動が地域へ移っていこうとしていることに複雑な思いをいだいていませんか?
私は先日、息子の中学の部活動の卒部式に出席して、その思いがさらに強くなりました。
中学生の限られた人数でやってきた中で生まれた絆をみて、この絆が地域展開をすることによって、なくなっていくのか、新たなものになっていくのか、気になるところです。
卒部式で見た子どもたちの絆と息子の成長
息子の部活は、1年生から3年生までみんなとても仲が良くて、良い雰囲気です。
息子は入部したての頃は、休日の練習に行きたくないと言ったりしたこともあったのですが、現在は自ら進んで部活に参加しています。
卒部式では、引退した先輩と久しぶりに稽古や試合をし、1~2年生が考えた企画「思い出クイズ」やダンスの披露、先輩へのメッセージを贈りました。
先輩からの言葉に涙する子どもたちの姿を見て、中学生同士、放課後や土日の部活動を通じて、部活動の場と仲間がかけがえのない存在になっていたようです。
そんな優しく楽しい雰囲気の中で、息子も成長することができたのだな、と心からの感謝がこみあげてきました。
改めて、「部活っていいな」と感じました。
でも、そんな温かな光景を眺めながら、ふと頭をよぎったのは「部活動の地域展開」のことです。
部活動が「学校」から「地域」へ移っても、子どもたちの関係は変わらない?
これからの部活動地域展開について、改めて考えました。
休日の部活動は、段階的に地域へと移っていきます。
令和8年度からの期間(改革実行期間)で、原則として休日の地域展開を目指すことになっています。
地域での活動も、指導者や場所が変わるだけでメンバーは変わらない、という場合なら影響はないかもしれません。
地域や競技により、校区だけでは成り立たず、複数の校区から集まる場合や、子ども自身が学校以外での活動を望まない場合もあるでしょう。
中には、他校の友達ができることで、世界が広がる子もいるかもしれませんね。
生徒同士の関係性は、変わっていくかもしれません。
中学生同士だからこそ生まれるかけがえのない仲間、子どもたちの宝物を守りたいと切に願います。
地域でやるなら年代問わずに続けられるような仕組みを目指してほしい
教師の働き方の問題や、少子化で中学校で完結させることは難しくなってきているのは確かで、改革が必要なことは理解できます。
せっかく地域でやるなら、中学校だけではなく、卒業後も継続して関われるような、社会人になってからでも、参加できるような、生涯の趣味や楽しみになるような活動の場になってほしいと願います。
年齢を越えた新たな繋がり、スポーツしながら、指導する側にもされる側にもなれる、ずっとめぐっていくようなそんな仕組みになれば、という淡い期待も抱いています。
まだまだ、課題は多々あります。
まずは、送迎や費用の面でも、親の援助や経済力に関係なく、子どもたち・親が安心して活動できる仕組みを目指してほしいです。
費用面に関しては、活動が維持できる範囲でのできるだけ低廉な参加費で、という方針は出ていますが、具体的な数字が気になるところですね。
中学生ならではの青春、地域とのつながりの両立を目指して
中学の部活での友達との関係を保ちつつ、地域で新たな繋がりをの中でどのように変わっていくか、しっかり見届けていきたいです。
形は変わっても、あの子たちの笑顔が守られる、という希望をもって!!
最後までお読みいただきありがとうございました。