
子どもが自分から言い出したのに、なかなか行動に移せない。
頑張ってほしいので、ついご褒美をあげてしまうけどこのままでいいの??
自発的に取り組むにはどうしたらいいの??
頑張ってほしいので、ついご褒美をあげてしまうけどこのままでいいの??
自発的に取り組むにはどうしたらいいの??
もうすぐ小学校の運動会。娘がかけっこで勝ちたいというので、運動会まで毎朝練習することにしました。いざ、朝になると頑張りたいよりも、楽したい気持ちが出てくるようで、「今日は行かない。明日行く。」と言ったり、練習に行っても1回走って終わり。本気で勝ちたいから頑張る!!という気持ちにはなっていないようです。
先日、買い物に行った時に欲しいお財布があるとねだられ、「運動会頑張ったらご褒美にしようか。」と提案すると、店に並んでいるのが一つなので心配だということで、運動会までは母が預かり、ちゃんと頑張れば渡すという約束にしました。それからは、毎日練習には行くようにはなったけれども…1回走って終わり。どうしたものか…。
大谷翔平選手のようになれ、とは言いません。が、目標を設定して取り組むことを自発的にできたらどんなに良いだろう。その中で達成できた喜びを味わってほしいと願うばかりです。
せっかく目を出そうとしていたやる気。関わり方を工夫すれば、目的達成のためにどうしたら良いか、考えて行動に移せていたかもしれません。今回の反省と今後に向けて考えてみました。
達成したい目標が出てきたら、子どもに達成のプロセスを考えてもらう
今回、娘は自分から「勝ちたい」と言い出しました。娘は母である私がランニングをするので「一緒に走る」と言いました。私も、つい嬉しくなって、「じゃあ一緒に走ろうね」と約束をしただけ。
そう、この時に「勝ちたいと思うならどうしたらいいと思う?」などと達成するために、どうしたらいいかを一緒に考える必要がありました。
さらにその前に「勝ちたい」っていうのは、1番になること?それとも誰かライバルがいてその子に勝ちたいのか?とか目標を掘り下げて具体的な言葉にするのも大事です。
・目標を具体的に考えてもらうように問いかけをする
・目標を達成するためのプロセス・練習方法を一緒に考える
・目標を達成するためのプロセス・練習方法を一緒に考える
ご褒美は即効性はあるも、目的が変わってしまう
娘が財布を欲しいといった時に、運動会も近いしご褒美なら買ってあげてもいいかと、私の方が利用しようとしていました。ご褒美を買ってあげるといった時に娘は「うん!毎日頑張る!!」とキラキラした目で言いました。
達成できた・もしくは速くなることがうれしい、などの達成感を味わっていたかもしれない(内的動機付け)。内的動機付けは自分で行動し、長続きしやすいものでし。
財布が買ってもらえる(外的動機付け)という、目的になってしまい、そのために練習に行くことはするけれども、本来の目的の「勝ちたい」につながらない1回走って終わりという行動につながった、と考えます。外的動機付けは即効性はあるも、長続きしにくいものです。
達成する過程や達成感を味わってもらうことが持続したやる気につながる。
ご褒美は目的がすり替わってしまい、長続きしない
ご褒美は目的がすり替わってしまい、長続きしない
まとめ
- 子どものやる気の根を摘まないためには、子どもと対話し目標設定や達成するためのプロセスを自ら考えてもらい、応援する。
- 安易なご褒美はかえって子どもが達成感を味わうところを奪ってしまう可能性がある。
という2点について学びました。運動会までもう少し!!今回は反省点がたくさんありましたが、子どもと対話し、毎日練習した過程を自信につなげてもらえるように応援します!!